mole^3 “Algorithmic Carving” @ Corridor Gallery 27・パークホテル東京


C-DEPOT selection Exhibition
mole^3 “Algorithmic Carving”

会期 2024年10月28日(月) – 2023年1月25日(土)
時間 11:00 – 17:00
会場 Corridor Gallery 27 (パークホテル東京 27F)
入場無料

企画・制作 fuyama art & Yuji Kanamaru

版画家でありビジュアルアーティストの mole^3(もるのさんじょう) による個展を開催いたします。本展では「ジェネラティブアート」と「木版画」を組み合わせた実験的な作品を30余点を展覧いたします。

statement
今回の展覧会では、コンピュータ・プログラミングによって生成されたイメージを彫刻にした作品と、その版画を展示しています。コンピュータのアルゴリズムによって生成されたこれらのイメージは「ジェネラティブアート」とも呼ばれ、しばしば 予測不可能な形状を描き出します。私は人間も同じようにアルゴリズム的な存在であり、同じく予測不可能なふるまいを見せるのではないかと感じています。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。私はアルゴリズムのように木を彫り進めていく中で、作品に向き合う時間と思考の蓄積が、言語化できない何かを無意識のう ちに私たちの中に形づくっているのではないかと感じました。(これは、アルゴリズム自体を作成するときも同じかもしれません。)そして、このように取り止めもなく思考を巡らせることこそが、人間らしさを生む要素なのだと思います。

mole^3 (もるのさんじょう)
版画家・ビジュアルアーティスト
オープンデータ、画像、音などを使用した作品やジェネラティブアート、版画を制作。
コーディングは版を作ることと同じであり、画面に出力されたものは摺ったものと同義。
コーディングも「版画の拡張」を制作の根幹とし、そこから派生した様々な着想をコーディングと版画によって実験している。

パークホテル東京 WEBサイト

【Corridor Gallery 27/C-DEPOT selection について】
C-DEPOT(シーデポ)は、絵画、立体、映像、写真、メディアアート等の様々なジャンルを専門分野とする、総勢約100名のアーティストによって構成されているアーティスト集団です。「アート=多様性」を理念に2002年に設立し、アーティストと社会の架け橋を作る活動を続けてきました。多様な芸術表現に触れることで、今を生きるアーティストたちによる美への探究や、社会への問題意識を感じとっていただければ幸いです。